【副審 初心者向け】キックオフ前に行うべき3つのステップ【サッカーの審判】

Image Kickoff

みなさんは、選手や主審と一緒にフィールドに入場した後、どのような流れでキックオフを迎えているでしょうか。

他の試合で副審の人の動きを見て、何となくマネしてはいませんか?

試合の本番はキックオフが行われてからですが、入場してからキックオフまでの流れも大切です。試合開始直前のこのタイミングでちゃんとした準備ができないと、主審・副審・第4の審判員で構成される審判団として、出だしからつまずくようなものだからです。

実際に、僕が主審をやるときも、キックオフ直前の準備がちゃんとできない副審は「この人、大丈夫かな?」と不安に感じてしまうものです。レフェリングは審判どうしの連携が大切ですので、お互いに不安や不信を感じている状態では、良いジャッジを行うことはできません。

この記事では、入場してからキックオフを迎えるまでの間に、副審が行うべき3つのステップについて説明します。

審判団として試合の準備を完了させて、気持ちよくキックオフを迎えるためにも、この記事に書いてあることをしっかり実践しましょう。


副審の3つのステップ

STEP1. 握手する

フィールドに入場したあと、主審の合図で挨拶します。その後、選手全員と握手し、続けて審判どうしで握手を行います。

この時、審判どうしで握手することなく、副審のポジションに移動してしまう人がいますので、審判どうしの握手を忘れないようにしましょう。

また、握手は必ず右手で行うようにしましょう。左手で握手する人が時々いますが、左利きの人も右手を使って握手してください。

Jリーグの試合前にも必ず行われる握手。実際の試合の映像で確認してみましょう。画像をタップすると、動画が再生します。

Image Handshake
#1

ちなみに、正しい握手の仕方について、日本サッカー協会のオフィシャルサイトにも書かれています。抜粋して引用しますので、参考にしてみてください。

正しい握手とは、(中略)右手を出し、頭は下げず、相手の目を見てしっかりと握り合うことです(強く握り過ぎてはいけません)。 #2

STEP2. ゴールネットをチェックする

握手した後は、副審のポジションに直行してはいけません。ゴールネットに不備がないことを確認してからポジションにつくようにしましょう。穴が空いていたり、紐が緩んだりしているかもしれません。

ひょっとしたら「1つ前の試合でもチェックしていたから、この試合はやらなくて大丈夫なんじゃないの?」と思うかもしれません。

ですが、もしも穴や紐の緩みがあると、ゴールしたはずのボールがネットの外に抜けたり、サイドネットの外からボールが中に入り込んでしまうなど、思わぬミスジャッジの原因になってしまいます。

一番重要なゴールの判定で、誤りがあってはいけません。そのためにも、ゴールネットの確認は、毎試合必ず行うようにしましょう。

ちなみに、後半の開始もチェックするようにしましょう。思わぬミスジャッジを避けるためにも、念には念を入れての確認が大切です。

STEP3. 主審に準備完了の合図を送る

ゴールネットに問題ないことを確認したら、オフサイドラインにポジションをとります。

主審が「準備OK?」のサインを出してきますので、左手を差し出して「準備OK」のサインを返してあげましょう。動画を参考にしてみてください。画像をタップすると、動画が再生します。

Image Oksign

まとめ

副審がキックオフまでに行うべき3つのステップを、理解できましたでしょうか。

最後に、もう1度確認しましょう。

STEP1
握手する
右手を使う。審判どうしの握手を忘れない。
STEP2
ゴールネットをチェックする
不備がないことを確認。後半開始もチェックする。
STEP3
主審に準備完了の合図を送る
主審にOKサインを返す。
キックオフ!

審判どうしの握手やゴールネットのチェックはついつい忘れがちですが、確実に行いましょう。

練習試合から習慣づけて行うようにすれば、大切な本番の試合でも忘れることはありません。ぜひ、次の試合から意識して行ってみてください。

キックオフ直前の準備をしっかり完了させて、気持ちよくキックオフを迎えましょう!


[資料引用]

#1 DAZN 2019明治安田生命J1リーグ 第5節 清水vs湘南

#2 JFA.JP グラスルーツ 正しい握手の仕方

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