初心者でも簡単!副審を上手に見せる5つのコツ【サッカーの審判】

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審判に慣れないうちは、ちゃんと判定できるか、ジャッジを間違えたりしないか、不安になったり緊張したりしますよね。

不安が緊張につながって、フワフワした気持ちが判定に影響して、試合中に困ったり上手くいかなったりすることがあります。練習試合であれば試合後の笑い話にできますが、公式戦となればそうもいきません。

初心者であることが態度に出てアタフタしてしまったら、ベンチからクレームが出ることも・・・。

この記事では、審判を始めたばかりの方の不安を少しでも和らげるために、試合中に簡単に実践できる、初心者でも副審を上手に見せる5つのコツを紹介したいと思います。


審判員として大切なコト

審判員として大切なことはいろいろありますが、競技規則の正しい理解の元に正確な判定を行って、試合をコントロールして円滑に進めることが特に重要とされています。

競技規則をちゃんと理解するのは大変

ですが、審判になったばかりの初心者にとって、競技規則をしっかり理解することは、簡単ではありません。100ページある競技規則の中から、大事なポイントをピックアップして覚えるだけでも大変な作業ですので、時間をかけながら、少しずつ知識を深めていく必要があります。

そして、競技規則を理解したからといって、それが直ぐに実践に活かせるとは限りません。どんな時に、何を注意して見れば良いか、などは競技規則に書いてないこともありますので、審判の経験を積みながら学んでいくことになります。

試合をコントロールして円滑に進める

一方で、初心者にとって、試合をコントロールして円滑に進めることも難しいのでしょうか。

試合をコントロールするためには、選手やベンチからの信頼が必要です。そして、信頼されるためには、正確な判定が重要なことは間違いありません。

ですが、正しい判定かどうかとは別に、初心者でもちょっと意識するだけで「あの副審、ちゃんとやってるね」と信頼されることができるんです。

例えば、こんな審判がいたら、どちらが信頼されやすいでしょうか。

  • 身体の動作やフラッグの使い方がちゃんとしてる副審
  • ダラダラしたりオドオドしてる副審

当然、動作やフラッグの使い方といった、”見た目”がちゃんとしてる副審の方が信頼されますよね。

選手やベンチから信頼を得るためにも、”見た目”をしっかりすることは審判にとって大切なポイントの一つなのです。

初心者でも上手に見せるコツ

それでは、初心者でも副審を上手に見せる5つのコツを紹介していきましょう。

難しいことや複雑なことは、1つもありません。

ほんの少しの意識で、”見た目”を上手に見せることができる簡単なコツです。

①サイドステップをたくさん使う

副審の動きの基本は、サイドステップです。

早く走る必要がない時は、サイドステップで移動しましょう。なぜなら、フィールドを正面から見ることは、オフサイドを正しく判定するうえでとても重要なことだからです。

文字だけだとイメージしづらいと思いますので、動画を見てみましょう。画像をタップすると、動画が再生します。
Image Sidestep
#1

オフサイドラインの細かな上下動の動きに合わせて、サイドステップを使って細かく移動しているのが分かりますね。

当然、サイドステップでは早く走ることはできません。素早く移動する場合は、身体の正面をコーナーフラッグ(又はハーフウェーライン)に向けた姿勢で走ります。画像をタップして、動画で確認してみましょう。
Image Sprint
#1

副審が上手でない人は、常に身体の正面がコーナーフラッグ(又はハーフウェーライン)に向いた状態で移動しています。早く走る必要がない場合には、サイドステップをたくさん使うようにしましょう。

②フラッグを持つ手を変える

フラッグを使わずに下に降ろしているとき、フラッグを使って判定するときで、それぞれフラッグを持つ手が決まっています。

下に降ろしているとき

フラッグを使わずに下に降ろしているときは、主審からよく見える方の手で持つようにしましょう。

  • 身体をフィールドの正面に向けているとき → 左手
  • コーナーフラッグに向かって走っているとき → 左手
  • ハーフウェーラインに向かって走っているとき → 右手

これも、動画を使って確認しましょう。
Image Flagchange
#1

初心者の方は、持つ手を変えることなく、常に利き手で持っていることが多いです。身体の向きに合わせて、持つ手を変えることを意識しましょう。

フラッグを使って判定するとき

1)ゴールキック/コーナーキック、オフサイド
右手を使いましょう。たまに、左利きの人が左手を使っているのを見かけますが、左利きでも右手を使います。

2)スローイン
スローインの判定をするとき、右側に指すときは右手を使い、左側に指すときは左手を使いましょう。

身体をフィールドの正面に向けて左手でフラッグを持っているときとっさに右側に指したいからといって左手で持ったまま右側を指してはいけません。
落ち着いて、右手に持ち替えてから右側を指しましょう。

3)ファウルサポート
攻撃側のファウルがあった場合は左手を使って、守備側のファウルがあった場合は右手を使いましょう。

③フラッグの指し方に気を付ける

肘を伸ばす

フラッグを使って判定するときは、肘をしっかり伸ばしましょう。
肩からフラッグの先端までが一直線になるイメージで肘を伸ばすと、キレイに見えます。

これも、動画を使って確認してみましょう。
Image Elbow
#2

角度に気を付ける

スローインの判定のときには、フラッグを斜め上の方向に指します。時々、真横に指してしまう人がいますので、角度をつけて斜め上を指しましょう。

Image Elbow
#3

競技規則の巻末に収録されている「日本語付録 主審と副審のシグナル」も参考にしてみてください。

④主審をよく見る

フラッグを使って判定するときは、必ず主審を見ましょう。

主審と副審が逆の判定をすることを「差し違え」といいます。例えば、スローインの判定で、副審はフラッグを左に指したのに対して、主審は反対を指している場合があります。

差し違えが多いと、周りから「おいおい、主審と副審の息があってないけど大丈夫かよ」と思われてしまいます。

指し違いを出来るだけ減らすためにも、フラッグを使って判定する時には、主審をよく見て判定をそろえていきましょう。

⑤判定するときにオドオドしない

自信のなさそうなオドオドした審判は、選手やベンチから絶対に信頼されません。

初心者の方は、経験が浅くて競技規則の理解もこれからという段階なので不安になるのは仕方がありませんが、それでも不安な態度を表に出すべきではありません。

判定を迷った時には、判断を主審に委ねましょう。

分からないなら分からないで大丈夫です。全ての判定の最終決定は主審の役割ですので、分からない時は判断を主審に委ねて、主審の判定どおりフラッグを指しましょう。

まとめ

審判資格を取得したばかりの初心者でも簡単にできる、副審を上手に見せる5つのコツを理解できましたでしょうか。

最後に、もう一度確認しましょう。

  1. サイドステップをたくさん使う
  2. フラッグの持ち手を変える
  3. フラッグの持ち方に気を付ける
  4. 主審をよく見る
  5. オドオドしない

この記事で紹介した内容は、競技規則の深い知識や難しいテクニックが必要なものではありません。

ちょっと意識するだけで、すぐに実践できるものばかりです。

ぜひ、次の試合から、意識して取り組んでみてください。「とっても上手だったね!」と褒めてもらえること間違いありません!


[資料引用] 出典:

#1 サッカーの試合でしばらく副審に注目して撮影してみた。(YouTube)

#2 サッカーの試合でしばらく副審に注目して撮影してみた3(You Tube)

#3 サッカー競技規則 2014/2015 日本語版付録 主審と副審のシグナル P159

競技規則
  • 日本語付録 主審と副審のシグナル

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